喜斎立祥 二代広重と呼ばれた絵師
展示内容紹介
初代歌川広重の弟子である二代目の広重(重宣)の浮世絵を紹介します。二代広重は幕末から明治にかけて特に活躍し、晩年には喜斎立祥と名乗りました。初代の画風を色濃く受け継ぎつつも、独自の表現が見られ、立祥時代には画題も多様になります。浮世絵館至近の四ツ谷の立場を描いた「東海道五拾三次 藤沢」(展示のご案内の表紙絵)もその逸品の一つです。浮世絵の風景画の大きな流れをつくった広重一門や、激動の時代と風景画の変化についても触れます。
東海道五十三次コーナー
東海道五拾三次之内 藤沢(保永堂版)
藤沢宿コーナー
東海道 ハコネ 湯治
江の島コーナー
相州江ノ島詣之図 鎌倉七里ヶ浜風景
企画展示コーナー
東海道五拾三駅 藤沢 追分道