江戸っ子たちにとって、色鮮やかな絵双六は遊ぶだけでなく鑑賞用としても好まれました。各地の旅行を「道中双六」で疑似体験をし、旅の手段が徒歩から列車に変わっても、「東海道双六」は昭和に至るまで、たびたび制作されています。藤沢市所蔵の中には、現在ではあまり見られない遊び方の「飛び双六」もあり、見る者を楽しませようとする工夫に満ちた双六の数々をご堪能ください。
みゆ記双六
世進電話双六
見立七福神舟遊び
いろは壁(譬) 神仏名所寿語六