展示資料解説

資料名 富士山真景全図
分類
作者 歌川貞秀(橋本 貞秀)
時代 江戸
形態・用途 紙本木版多色摺 縦91.4 横95.4
場所 富士
解説
鳥瞰図(ちょうかんず)的な構図費秀でていた貞秀には、富士山を描いた作品が数多くありますが、これは富士山をほぼ火口の真上から描いた図です。よくみると火口にはもう一枚の紙が折り畳まれていて、引っ張ると立体的に立ち上がる仕組みになっています。また画面左の山麓辺りにはもう一枚紙が張ってあり、それをめくると洞窟が現れ、胎内巡りをする人々が描かれています。これは富士登山の行程のひとつである「胎内巡り(たいないめぐり)」を描いたもので、当時の人気の程が伺えます。