展示資料解説

東海道五十三次 七 藤沢
資料名 東海道五十三次 七 藤沢
分類 道中風俗を描いた作品
作者 葛飾 北斎
時代 江戸
形態・用途 書画
場所 藤沢
解説
中判縦1枚 縦22.6 横15.9
製作時期:文化8年頃(1811)。板元:錦樹堂(伊勢屋利兵衛) 『絵本駅路鈴』シリーズの一枚。
北斎には数種類の東海道の揃いものがありますが、文化9年(1812)まで東海道を旅した記録はなく、名所図会等を基にして作画したものと思われます。北斎の東海道シリーズは風景より人物を中心に緻密に描き「人物東海道」という感があります。このシリーズは北斎の東海道ものでは珍しく中判と大きく、画面上部中央に大きく横書された駅名に振り仮名がされ、東海道五十三次及び駅番は縦に小さく書かれています。画は江の島と富士を背景に浜辺を行く牛と牛飼いの様子ですが、実際に七里ヶ浜では馬に代わって牛による人の輸送が行われていたようです。