展示資料解説

歌川国安 無題(江の島参詣)
資料名 無題(江の島参詣)
分類 七里ヶ浜から遠景に江の島を描いた作品
作者 歌川 国安
時代 江戸
形態・用途 書画
場所 江の島
解説
大判縦3枚続 縦38.2 横77.5
制作時期:文政4、5年(1821・1822)頃。板元:近江屋平八
江の島参詣をして片瀬の浜を七里ガ浜の方へ向う大名行列を描いていますが、毛槍(けやり)、長刀(なぎなた)、長柄の傘などを立派な乗物に差しかけるなど、行列の人々はすべて女性で美人見立(みたて)大名行列となっています。いかにも美人画のとくいな国安らしい作品です。江の島の入口には祭礼の旗が立てられていて、開帳と関係して出版されたものか、乗物の主はビラビラ簪(かんざし)の姫君で、そばにいる稚児(ちご)が金の亀を捧げもっているのは興味深い点です。